農家さん紹介② ハイツ野菜研究部 Heights Vegetable Lab

先日はもう一軒、ハイツ野菜研究部さんにもお邪魔しました。

いつもみなさんこの変わった名前に反応しますが、ハイツの中嶋さんはもとレコード屋なんです。

「ハイツ」っていうお店だったそうで。

レコード屋しながら農業研修を久御山で1年。 研修先はバリバリの有機農家さんだったそうですが、その後ご自身でいろいろ調べたり研究した結果、「無施肥栽培」という方法に至ります。

ん? 無施肥? ・・・そう、肥料を使わない、いわゆる自然栽培です。

日本の無施肥栽培は世界的にも有名(Natural farming もしくは Shizen-nou、特に福岡正信が有名)ですが、その歴史は以外と長く、考え方、方法論も様々です。 自然農、自然農法、自然栽培・・・福岡正信、川口由一、木村秋則・・・

自然と調和して植物の力に身をゆだね、人はその手助けをするだけ、というどこか哲学的、宗教的な自然農から始まり、でもそれでは農家はやって行けないでしょう、と昔の農業の知恵や、新しい西洋の知恵などを取り入れたり、まったく新しい理論を編み出したり、野菜の栽培技術ってまだまだ可能性があるんですね、実は。

ボクの畑の先生に聞いた話によると、大学の農学部っていうのはこうした発展的な新しい栽培法なんか研究してなくて、いかに効果的なタネや農薬、肥料を作るか、ということばっかり研究しているそうです。

さて、ハイツ野菜研究部の情熱は、こうした未開拓な領域に切り込んでいくところにあります。

写真にある通り、畑は完全にビニールマルチに覆われていますが、簡単に言うと肥料を施さない代わりに地温を維持し、植物にとって快適で育ちやすい環境を人為的に作り出してやることで野菜の本来持っている能力を引き出してやる、という方法論。

完全にオリジナルなのだそうです。

トライ&エラー、まさに試行錯誤中。頼りになるのは自分の植物に対する共感能力。

お話ししていると、一見理論派なのかと思いきや大いに感覚的です。

そして野菜に対する思い入れが強い。 買い手がつかなかったり、うまく育たなかったりという理由で潰さざるをえない野菜にはほんまに申し訳なく思うそうです。

この栽培法、長岡京で2年、ここ亀岡で2年。今年で5年目に突入です。

固定種のタネにもこだわっており(固定種、F1種については追って記事を書きます)、この土地でタネ取りしながら土との相性を良くして行きます。

春はエンドウ類、そら豆、キャベツ、赤からし水菜、小松菜、ブロッコリー・・・

夏は白ナス、山科ナス、半白キュウリ、トマト、ピーマン、パプリカ、カボチャ・・・

今年はあるルートから聖護院キュウリと山科トウガラシというかなりレアなタネもゲットしたそうで・・・夏が待ち遠しいですね。

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